木製彩色五輪塔

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型番 A2688
在庫状況 売約済 ありがとうございました

非常にバランスの良い木製の五輪塔。五輪塔の下から二段目の球状の部分が、やや上から押しつぶされたようになっておりますので、形状からいえば鎌倉時代のものではありますが、彩色の仕方などをみると室町〜桃山頃と考えるのが妥当かもしれません。作りも非常に良いものです。入手時に古材に付けられておりました。古材の板から外していないので確認出来ておりませんが、半分に裂けたものではなく壁面に貼りつけていたものではないかと考えます。
五輪塔の伝来は不明ですが、使われている古材板は焼印から、女人高野山として名高い「室生寺」のものです。五輪塔と背板の古材は別物で、以前の所有者が組み合わせたものではありますが、違和感はありません。

国名 : 日本 
サイズ: 古材 縦 2.5 ×横 10.5 ×高さ 19.5、 五輪塔 縦 1.5 ×横 2.5 高さ 5(cm)