蓮弁

  • 80,000円(税込)
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横から見るとゆるやかな曲線で、花弁の先端部分は鋭く表現されています。裏面は細かな鑿跡は鉈彫りを感じさせるような仕上がり。縁部分には目の荒めの麻布を被せてある箇所もあり、造形、技法ともに鎌倉時代と考えて良いと思います。後世につけられた釘穴が複数箇所あり、中央一箇所にマイナスネジの頭部分が残っています。これらの穴は残念ではありますが、それらを考慮しても中世の木彫刻の魅力を充分堪能できる蓮弁です。箱無し。

縦 18  横 16.5  高さ 3 (cm)