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金銅華籠
金銅華籠
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金銅の華籠。法要の際に散華や献花を盛る皿です。裏面に「十二ノ内 九度山村遍照寺」と刻まれています。和歌山九度山町に同名の高野山真言宗の寺院がありますので、その寺院で使われていたものと考えて良いかと思います。弘法大師の時代に槇尾明神の別当寺として創建と云われているそうです。銅に鍍金、透かし彫りが施されています。鍍金のものはやはり真鍮製のものと比べると品格が事が異なります。経年変化はございますが状態は概ね良好。紐や装飾などもそのまま残っておりますが、経年の為、紐や装飾品などに痛んで脆弱な部分、既にとれてしまった箇所もございますのでご承知おきください。梱包の際は充分注意し行いますが、配送の際などに紐の先端にある装飾が取れる可能性もあるとご理解の上ご注文下さい。にそのまま飾っても良いですし、紐を外して器としてお使いいただいても良いかと思います。江戸時代。
直径 26.5 奥行 3 全体 120 (cm)