板文庫

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板文庫とは、公家などが好んで使った硯箱のようなもので板の上に硯や水滴、墨などを置いて使うものです。漆を幾重にも塗り研ぎ出した独特の風合いは重厚感があります。箱には津軽塗とありますが個人的には若狭塗の可能性が高いと思います。金具も都を感じる実に上品なもので組紐と合わさることにより品格がさらに増しております。角に小さなかけが一箇所ありますがそれ以外は状態良好。塗りも非常に堅牢です。組紐を解いて収納すれば箱はきっちりと閉まりますが、そのままの結んでいる状態で発送いたしますので予めご了承下さい。時代相応の経年による変化はございますので画像でご確認の上ご注文下さい。江戸時代。

縦 26.5  横 21  高さ 1 (cm)