古銅花入

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ぐるぐるの耳が印象的。やや大ぶり、広口で、「たてはな」に適した花器です。シンプルですが耳と帯のデザインが独特な雰囲気を放っています。形状、素材などから唐物と判断しております。底は古い時代の直しで全体を補修し同系色の漆で色合わせをしています。丁寧な修理で好感が持てます。底の修理は時代の下がる銅製の花器には非常に良くあることですので、当方は欠点とは考えておりませんので予めご了承ください。因みに漏れはございません。小さなエクボ、細かな傷、色の変化など時代なりの経年変化がございますので十分ご確認下さい。現代の空間に置いてもすんなりと違和感なく飾れる銅器ではないでしょうか。箱有。17〜18世紀。


直径 12 高さ 27(cm)