春日厨子

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檜皮葺建築を模った厨子が春日大社、興福寺などの奈良の寺院に多く伝来していることから春日厨子、春日形厨子と呼ばれる厨子。本品は明治〜大正期に当時のものを模して作られたものでしょう。因みに古いものは、大方、既に納まる所に納まっていると思いますし、近世のものでも残念ながらなかなか市場には出てきません。時代が下がるものですが仏像、舎利塔、そのほか仏教美術のコレクションに最適。正面から見て左手の扉の上下にヒビが生じており、全体的に汚れ、くすみなどの経年の変化がございますので十分画像にてご確認下さい。


縦 26.5 横 29 高さ 37.5(cm)