百万塔相輪

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百万塔の先端「相輪部」の残欠です。カケなどは生じておりますがこの部分のみでも魅力あるものです。百万塔は恵美押勝の乱の後、称徳天皇が命じて作らせた木製の小塔で天平宝字8年(764)から宝亀元年(770)の間に製作されたもの(因みにうちのすぐ近くに鷹塚山権現という小高い丘があるのですが称徳天皇陵ではないかと云われています)。塔身は檜材が使われているものが多いですが、相輪部は細かな細工の為、広葉樹が多く用いれられています。本品も、持った感じが檜材より固く、多く用いれられている広葉材の一つ「サクラ」だと思われます。奈良時代。

直径 2.5 高さ 6(cm)