石刀残欠(線刻)

  • 85,000円(税込)
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縄文時代晩期、東北から北海道南西部にかけて出土する刀形の石製祭祀具です。本品は完器ではございませんが石棒から次第に刀状へと形を変えていった系譜に連なるもので信仰の在り方がより象徴的かつ洗練されていく過程を感じられるものではないでしょうか。
全体は丁寧に磨き上げられ、柄部には明確な意図をもって施されたとみられる線刻文様が残されています。素朴さの中に、祈りの対象として、石棒とは異なる成熟した精神性を示すものと言えるでしょう。
途中で折損しています。先端部に見られる孔は後世に穿たれたものと思われますが鑑賞には問題ないと考えております。


縦 1.5 横 3 高さ 12(cm)