小町塚瓦経断片

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三重県伊勢市・小町塚より出土した瓦経(がきょう)。
反りを持たない瓦状の粘土板に、ヘラを用いて経文を刻していることから、この名で呼ばれております。当地からは承安四年(1174)の年記を有する瓦経片が出土しており、平安時代に埋納された経塚として広く知られる存在です。本作もその系譜に連なる一片と考えられ、平安時代末期の作と見てよいでしょう。刻文は比較的丁寧で、当時の信仰の篤さが素直に伝わってくる作行き。本品は角部にあたる断片で、文字の配置や余白の妙もあり、資料性はもとより、断簡の趣を好まれる方にも十分ご満足いただけるものと思います。平安時代末期。

縦 8 横 6 厚み 1.5(cm)