吉祥天坐像

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真っ黒に煤け、面貌もやや摩耗しておりますが、女性的な象容を感じさせる坐像です。天部の一尊、吉祥天。もとは古代インドの女神に淵源をもつ尊格でしょう。
厚い煤に覆われ、一見すると民間信仰の仏のようにも映りますが、量感豊かな体躯、どこか古格を感じさせる佇まいには確かな品位が備わっています。手取りも軽く、木質や彫り口から見ても、時代はさらに遡る印象を受けます。室町時代は下らない作と推察します。底部に虫食い、部分的な破損はございますが、長い歳月を経た自然な景色となっており、作為のない時代の味わいです。

縦 7.5 横 8.5 高さ 13.5(cm)