螺鈿魚形風鎮

  • 38,000円(税込)
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素朴な魚形の表面に細かな青貝を貼り巡らせた螺鈿風鎮。決して技巧を誇示する類のものではありませんが、簡潔な造形と青貝の鈍い輝きが不思議な愛嬌を湛え、強く印象に残ります。
風鎮として用いるためにはある程度の重量が必要となることから、素材は素焼きの土物と思われ、その上に薄い青貝片を丁寧に伏せ込んでいます。長い年月を経たことで、螺鈿の光沢も静かに落ち着き魅力も増していると思います。日本のものか、あるいは朝鮮半島、中国に由来するものかは判然としませんが、東アジアの工芸に通底する素朴な美意識を感じさせる品。
汚れ、少々の痛みなど時代相応の経年変化はございますので十分ご確認ください。
手の内に収まるほどの小品ながら、掛物周辺の景色を静かに引き締める力を備えた品ではないでしょうか。18世紀頃。


縦 7 横 4 厚み 3(cm)