煙硝入

  • 0円(税込)
在庫状況 売約済 ありがとうございました

ここまで意匠に趣向を凝らした煙硝入は、なかなか目にする機会の少ないのではないでしょうか。周囲には朱漆を巡らせ、中央には黒漆を据え、その中心には桜花を配し、簡潔でありながら日本的な美意識が表現されております。本来、煙硝入は実用品ではありますが、武家社会においては単なる道具に留まらず、持ち主の趣味や身分を映す存在でもありました。本品のような手の込んだ作行きを見ると、相応の地位にあった武士のものであったことも想像されます。
長い年月を経たものですので、漆の剥離や浮き、汚れなどの経年変化が見られ、裏面蓋部の紐を通す小さな桜の部品が欠けておりますので予めご了承の上、画像にてもご確認ください。江戸時代。

縦 4 横 7 高さ 9.5(cm)