東大寺古材

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東大寺伝来の古材。残念ながら、東大寺のどの建造物に用いられていたものかまでは特定に至りませんが、木質や風合い、長年の経年変化の様子から見て、少なくとも鎌倉時代頃まで遡る可能性を十分に感じさせる材と考えております。おおよそ八百年以上の歳月を経てきたものでしょう。
形状からすると、垂木など建築部材の一部として使われていたものかもしれません。長い時代を潜り抜けてきた木肌には、単なる古材を超えた存在感があります。歳月によって枯れた味わいを湛えたその姿は、ただ置いて飾るだけでも不思議な力強さがあり、どこか古い仏像や神像にも通じるような、静かな気配を感じさせます。東大寺の焼印有り。

縦 6 横 7.5 高さ 89(cm)