蓮華文平瓦

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中心飾に陽刻で蓮華文をあらわした平瓦。おおらかな中にもよく整った文様で、古瓦としてはどこか洗練された印象を受けます。こうした特徴から由来もすぐに見えてきそうですが、今のところ明確には判明していません。胎土には長石を多く含み紫香楽宮との関わりも一考しましたが、一方で朝鮮半島などの大陸からの古瓦の可能性も十分に考えられ、なお検討の余地を残しています。出自を断定できないながら眺めるほどに惹かれる古瓦の残欠です。推定七世紀頃。


縦 15.5 横 20 高さ 6(cm)