唐金蝉残欠��

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もとは銅器の耳として取り付けられていた蝉でありましょう。
状態を見るに、火を受け、その後長く土中にあったものと思われます。その長い歳月が生み出した肌合いはなんと言えない魅力があります。素材は唐金であり唐物として舶載されたものの残欠と見るのが自然でしょう。
すでに本来の器を離れたもので、用途を失ってしまったものですが、完品にはない味わいがあります。
蝉は古来、再生や不変を象徴する吉祥の意匠として尊ばれてきました。折しも蝉の声が聞こえ始めるこの季節、床飾りや書斎の一隅に置けば、さりげなく季節を感じさせてくれるでしょう。
時代は少なくとも明時代までは下らないものと考えられます。画像にて状態を良くご確認の上ご注文ください。

縦 4.5 横 3 高さ 1.5(cm)