蒔絵瓶子一対

  • 40,000円(税込)
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まず目を引くのは、細く伸びた口にキリリと肩を張る優美な姿です。薄く仕立てられた高台まで含め、全体の均整が美しく、江戸時代前半頃まで遡る可能性を感じさせる古格を備えています。欠けや漆の剥がれ、擦れなど時代相応の傷みが見られますが、それらを経たことで生まれた落ち着いた色調には、新しいものにはない趣があり、華美に飾り立てるのではなく、神饌具としての節度と品格を大切にした蒔絵であり、静かな美しさが印象に残ります。
決して状態の良い品ではありませんが、その傷みさえも長い年月を物語る景色として受け止めていただける方には、古い漆工芸ならではの魅力を十分に味わっていただける一対です。状態につきましては、掲載画像を十分ご確認のうえご検討ください。

直径 8 高さ 18.5(cm)