古銅金象嵌筆立

  • 140,000円(税込)
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流水に菖蒲をあしらった象嵌は細部まで丁寧に施され、上部には蝶々が鏨によって刻まれています。銅の質感と落ち着いた意匠が調和した、品の良い美しい筆立です。装飾性に目が行きますが、手に取ってみると実用のための道具としてもよく考えられた造りで、机上に置いたときの佇まいにも静かな品格があります。かつて高貴な身分の方の身近にあったものか、と想像を巡らせるのも、この品を眺める楽しみの一つでしょう。
同様の作例をほとんど見かけないことからも、決して多く残されているものではないと思われます。技術や部品のつくり、そして経年の様子などを踏まえると、桃山から江戸初期頃の制作ではないかと推測されます。
古いものならではの趣を備えながら、今の暮らしの中でも自然に使えるところが、この筆立の魅力です。鑑賞のためにしまっておくのではなく、ぜひ机上に置いて、筆や道具を立てる実用品としてお楽しみいただきたい一品です。少しの歪み、やや部品が浮いている部分など経年変化はございますが状態は概ね良好。

縦 3 横 13.5 高さ 11.5、 穴の大きさ 上直径 0.9 下直径 0.8(cm)