笹琵琶

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型番 A572
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盲僧琵琶の「笹琵琶」。土着的な宗教音楽のひとつで古くから九州各地を中心に中国地方、山陽地方、若狭に至るまで盲目の僧侶が仏教儀式(檀家を廻って荒神祓いなどの法要)で琵琶の演奏と共に経文を読んでいました。明治に入り、廃仏毀釈によって、その行為はもちろん、盲僧としての地位も禁じられ衰退しました。雅楽の琵琶とは異なり、様々な形があり、そのつくりは素朴なものが多かったようです。こちらも非常に素朴で簡素、携帯しやすい為に細身に造られてていることから「笹琵琶」と呼ばれています。経年による痛みはございますし、部品の紛失や、修理の跡、反りなどはございますが一木で造られたその簡素で素朴、庶民的な風貌は一般的に雅楽の煌びやかな印象を感じる琵琶とは対極なイメージで、独特の空気感を放っています。控えめながらもオブジェとして力強い存在感があり、途絶えてしまった土着的な信仰を思い浮かばせてくれるものです。
欠損部があり、鉄の釘で補修されたおり、また下部の弦を付ける部分がぐらついております。また手入れは最小限に留めておりますので充分ご理解のうえ御注文下さい。


時代 : 江戸後期
国名 : 日本 
サイズ: 幅 16 ×厚み 11.5 ×全長 84.5(cm)