蒔絵硯箱

  • 0円(税込)
型番 A1062
在庫状況 売約済 ありがとうございました

(2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9)

(10) (11) (12) (13) (14) (15)


侘びた表情が素晴らしい硯箱。質素で素朴な作りと思いきや、細かな部分、随所にこだわりを感じる品です。まず、木の表情、木目の素地を生かした表側に盃の蒔絵は素晴らしい出来栄えで細かな部分も一切妥協していない仕事ぶりです。中は、研ぎ出しで、黒の中塗りの前に模様を描きその後上塗りを施し研ぎ出し模様を出すという渋い仕事です。かなりの美意識を持っている識者でなければこのようなものは作らないでしょう。蒔絵の雅なものの対岸にあるものですが美しさは全く負けておりません。高蒔絵のものは数あれどこのような類例は初見です。箱などは無なく、書付もありませんが以前の持ち主の情報で清水比庵(歌人、書家、画家、政治家)所蔵のものだったとのこと(証明することはできません)。この硯箱のただならぬ雰囲気ならば納得できます。古いものですので、経年による変化、擦れ、細かな傷、虫食い個所などございますので充分ご確認ください。桃山〜江戸期。


国名 : 日本 
サイズ: 縦 27 ×横 24.5 ×高さ 4.5(cm)