仏飯器

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型番 A1481
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会津木地師のもので、この形状に黒い漆の仕上げは初見です。おそらく金属器を写した形で仏前で使用されていたものと判断しております。勿論会津で仕入れたもので、作風や素材から南会津の山深い地域で造られていた会津木地師(江州渡木地師)産のものと考えて良いものです。木地は欅で、素朴な轆轤引きで台の裏には荒々しいハツリ跡、台は分厚く、奥まで削っておらずしっかりとした安定感、丁寧な塗りとは言えませんが上質で堅牢な東北産の漆は長年の経過で漆黒が赤みをおび、一部明るめの表情になっています。素朴な製法をずっと行っていた地域ですので時代の特定は難しいですが、この品はある程度時代が経過したものと判断しております(江戸の前半頃でしょうか)。このような形状、それでいて漆の仕上げは珍しいもので、民俗学的資料的価値も高いものですし会津塗の形成する過程においても非常に重要な役割を果たしていた木地師集団のものです。

国名 : 日本 
サイズ: 直径 16 ×高さ 10.5(cm)