三宝荒神像

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神道の荒神が密教、山岳信仰など様々なものが混淆して生まれたと言われる仏・法・僧を護る日本仏教独自の尊像「三宝荒神像」。近世以降は不浄や災難を焼き尽くすことから火や竈の神となり広く信仰されています。三面六臂の密教の明王のような厳しい表情、力強い姿が表現されており、このような洗練された像は技術の高い中央の仏師による作と考えます。腕の欠損、彩色の剥がれや剥がれやすくなっている部分、接合部の脆弱な部分など破損は多いですが、新たな修理などがない当初のままの状態です。お好きな方であればご周知かと思いますが古い仏像には良くある状態です。それらを考慮しても魅力ある像です。発送の際に彩色などが剥がれることもあるかもしれませんので予めご了承下さい。桃山〜江戸時代。


縦 6 横 11 高さ 22.5(cm)