漆絵鼓

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黒漆に朱漆で文様を描いた鼓。上手の品には蒔絵のものが多く、また素朴なものでは無地の作も見られますが、本品のように漆絵で意匠を表した例は、意外に少ないものです。
桔梗、竹、桐を朱であらわした文様は、蒔絵の華やかさとは趣を異にし、簡潔でどこか民藝的な美しさを感じさせます。とはいえ素朴一辺倒ではなく、黒漆の地に映える朱の調子には、落ち着いた品格も備わっています。
漆の状態から見て、楽器としての役割はすでに終えているようですが、そのまま飾っても十分に趣があり、また古くからの好事家に倣って花器に見立ててみるのも面白いでしょう。漆の剥がれ、傷、汚れなど時代相応の経年による変化がございますので十分画像をご確認上ご注文下さい。江戸時代。

直径 9.5 高さ 25(cm)