華籠

  • 220,000円(税込)
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法会の折、僧侶が花びらを蒔く際に用いられる華籠の一品です。素材には竹と金属の二種が見られますが、本作のような竹製のものに古いものが多いです。
本品は、細く割いた竹を蘇芳でやわらかく染め、丹念に編み上げたもの。縁には黒漆を施し、控えめながらも気品ある唐草の蒔絵が添えられています。編み地には拭き漆がかけられ、見込みには銀紙を貼るなど、細部にまで心配りが感じられます。全体に漂う繊細さと端正な趣からは、由緒ある寺院で用いられていた可能性もうかがえるでしょう。
時代は室町末期から江戸初期頃。箱が付属しますが組紐がありません。

直径 27.5-28 高さ 4.5-5.5(cm)