天平経断簡

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奈良時代に書写された古写経断簡です。わずか五文字ながら、千二百年以上を経た筆跡には古筆ならではの趣が感じられます。現在は色紙に貼られており、裏面には唐招提寺の印が見られます。印は別紙を貼ったもので、包紙などに押されていたものを後に添えたものと思われます。
本断簡は、第81世唐招提寺長老・森本孝順師の代に、寄進者へ授与されたものかと思います。森本師は古写経蒐集家としても知られ、図録を刊行するなど古写経研究にも尽力されました。断簡そのものの加え、こうした由緒も本品の魅力ではないでしょうか。
額は前所有者によるもので、内部の厚みがやや足りないため、中央の金具部分で押さえる形となっております。額装はあくまで付属品程度とお考えください。

本紙 縦 12.5 横 3.8、 額 縦 35.5 横 30 厚み 2 (cm)