応量器

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型番 T002
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禅宗の修行僧が使用する食器。本来は組になっておりおおよそ5枚一組のものですが、こちらは粥を受け、托鉢にも使う一番大きく大事に扱われている頭鉢と呼ばれているもの。
黒でなければいけないものですが、この品は少し赤みをおびております。これは時代を経て漆黒からこの色に変化したからで、肌の柔らかな表情は使い終わった後に何度も拭かれたからでる柔らか味でしょう。裏には古い漆のもの特性である断文が見られますが、粥をいれ、托鉢に使いを繰り返すことにより現れたものかと思います。水を使ったものなどは断文が早く現れることがあり、古い時代のものと思われることもしばしばございます。こちらも断文が現れていますが江戸期のものでしょう。とはいえ、漆のはがれもなく、状態は良好です。

国名 : 日本 
サイズ: 直径 19 ×高さ 8(cm)